イベントデータエクスポート¶

トラッキングしたイベントのローデータをCSV形式でAmazon S3へエクスポートできます。エクスポートしたデータは、Treasure Data、Spin AppなどのDMPやDomo、TableauなどのBIツールへ取り込み、分析に活用することができます。

はじめに¶

イベントデータエクスポートはオプション機能です。ご利用希望の方は、管理画面右下のチャットもしくは弊社の営業担当へお問い合わせください。

出力仕様¶

イベントデータエクスポートで出力するローデータは、当社が準備するAmazon S3上にCSVをgz圧縮したファイル形式で書き出されます。

詳細は下記のとおりです。

属性	説明
S3 オブジェクトキー	`{project_id}/custom_event_histories/yyyymmddhh/ {project_id}_custom_event_history_{index}.{hash}.csv.gz`
出力形式	CSV 形式、gz 圧縮、ヘッダーなし
文字コード	UTF-8
改行コード	LF
エスケープ文字	ダブルクォート(")
アップロード頻度	1 時間毎
アップロード対象 (全件/差分)	差分
出力対象データが存在しない場合	ファイルは生成されない
ファイルサイズ	イベント数に依存

注釈

機能が有効になってからデータを出力することが可能です。それ以前のデータを出力することはできません。
データの保存期間は30日となります。
アクセス分析等の管理画面に表示される数値は、集計結果を素早く管理画面に表示するように、ユーザー同定等の処理を行った後の概算結果であるため、イベントデータエクスポートで出力されるローデータ上の集計値とはズレが生じる可能性があります。ユーザー同定の詳細に関してはユーザーの定義をご確認ください。

CSVフォーマット¶

CSVはヘッダーなしで下記のような内容です。

2022-04-01T00:00:00.000Z,event-41,"{""campaign_id"":""abcdefg"",""product_id"":512,""product_category"":""female""}",user-1234,ios,xxxx-xxxx-xxxx-xxxx,""
2022-04-01T00:00:00.000Z,event-33,"{""campaign_id"":""hijklmn"",""product_id"":417,""product_category"":""kids""}",user-9876,ios,xxxx-xxxx-xxxx-xxxx,""
2022-04-01T00:00:00.000Z,App Launch,,user-5678,android,xxxx-xxxx-xxxx-xxxx,""

各カラムは以下の意味を持ちます。

カラム	説明	例
`tracked_at`	トラッキング時刻(utc)	`2022-04-01T00:00:00.000Z`
`name`	イベント名	`tracking_event_name`
`properties`	イベントプロパティ	`"{""gender"":""female"",""logged in"":""no""}"`
`user_id`	ユーザーID	`userA`
`os`	OS	`ios`
`device_id`	デバイスID (IDFV, ANDROID_ID)	`0000AB12-ABCD-4321-89AB-A1B2C3D4E5F`
(廃止済み)	空文字列	`""`

注釈

2024/04/23 以降、7 列目の出力は廃止され、一律で空文字列が出力されるようになりました。