ReproへのLINEユーザーIDの登録¶
ReproへのLINEユーザーIDの登録方法¶
LINEユーザーIDは、以下の3つの方法でReproに登録できます。
管理画面からのインポート
CSVファイルを使用し、LINEユーザーIDを一括で登録します。初回の登録に最も簡単な方法です。
S3による自動インポート
CDPや社内システムから生成したCSVファイルをS3にアップロードすることで、Reproが自動的にLINEユーザーIDを取り込みます。
Web/iOS/Android SDKを利用して登録
アプリやWebサイトにRepro SDKを組み込み、ユーザー操作に応じてLINEユーザーIDをリアルタイムでReproに送信します。
推奨構成¶
初回は管理画面インポートによりベースデータを登録し、
以降の運用では SDK または S3インポート による自動更新を組み合わせる方法を推奨しています。
これにより、最新のLINEユーザーID情報を常にReproと同期させることができます。
管理画面からのインポート¶
LINEのUID(ユーザーID)とユーザーIDの出力¶
CDPや社内システム等からReproのSDKでセットしている ユーザーID と LINEユーザーID を後述するCSVフォーマットに沿って出力します。 あらかじめ、 ユーザーアカウントの連携 等の方法でユーザーIDとLINEのユーザーの連携が必要です。
警告
LINEのユーザーIDのみでインポートすることはできません
LINEのユーザーIDは、LINEで登録されているユーザーの表示名や、 LINEでの友だち検索に利用するLINE ID とは異なります。
CSVフォーマット¶
line_user_id,user_id
dummy_line_user_id_000000000001,dummy_user_id_000000000001
dummy_line_user_id_000000000002,dummy_user_id_000000000002
...
ヘッダー
1行目には必ずヘッダーの指定が必要です
line_user_id,user_idの順に入力してください。
データの内容
line_user_id
LINEのユーザーID (Uから始まる英数33文字)
必須項目
user_id
ユーザーID (SDKからユーザーIDとしてセットした値)
上限191文字
必須項目
ファイルサイズ上限
500MB
文字エンコーディング
UTF-8 (BOMなし)
Reproの管理画面からインポートする¶
設定 > LINE設定 > LINE配信用ユーザー情報インポート にアクセス
インポート先のチャネルを選択、CSVを指定しインポートをクリックします。
アップロードしたCSVのステータスが
アップロード中→インポート完了になれば完了です。
警告
ステータスは自動的に更新されません、ブラウザを更新してご確認ください。
ステータスがエラーになった場合、エラーの内容がメールで送信されます。
エラーの内容を修正後、再度インポートし直してください。
S3による自動インポート¶
Reproの提供するAWS S3 bucketに対してCSVファイルをアップロードすることで、LINE配信用ユーザー情報の登録を行うことができます。
注釈
利用する際には、Reproの提供するAWS S3 bucketに対してオブジェクトをアップロードするための認証情報を事前に発行する必要があります。詳細については こちら の項目をご確認ください。
S3 パス構造と各パラメータの説明¶
以下の形式でアップロードします:
s3://repro-data-store/<YOUR_APP_ID>/line_user_id/<line_channel_id>/<year>/<month>/<day>/followed/<file_name>.csv
各項目の意味
項目 |
説明 |
|---|---|
|
Repro 管理画面で付与されるアプリケーション ID |
|
対象となる LINE チャネルの Channel ID |
|
ファイルアップロード日。 |
|
インポート種別(固定値)。「友だち登録済みユーザー情報のインポート」を表します |
|
アップロードする CSV ファイル名 |
注釈
<line_channel_id>は、設定 > LINE設定 > LINEチャネル設定 ページから確認することができます。
警告
アップロードするCSVファイルは、名前に
/及び空白文字を含めることはできません。
アップロード例¶
例として、AWS CLIを利用した場合には以下のようなコマンドでLINE配信用ユーザーが記載されたCSVをS3にアップロードできます。
$ export AWS_ACCESS_KEY_ID=AKIAXXXXXXX
$ export AWS_SECRET_ACCESS_KEY=XXXXXX
$ aws s3 cp line_user_ids.csv s3://repro-data-store/<YOUR_APP_ID>/line_user_id/<line_channel_id>/<year>/<month>/<day>/followed/line_user_ids.csv
インポートのタイミング・頻度¶
S3バケットへのファイルアップロードをトリガーとして自動的にインポート処理が開始されます。
頻度に制限はなく、複数ファイルを並行してアップロードできます。
ただし、S3パスとファイル名が同じ場合、最初にアップロードしたデータが処理されず最後にアップロードしたデータが複数回処理されることがあります。同日に同名のファイルをアップロードしたい場合は、各ファイル名を変更してください。
よくあるご質問¶
ファイルのアップロードが完了したかはどのように知ることができますか?
インポート処理が完了すると、インポートしたLINE配信用ユーザーファイルの情報を記載した通知メールが送信されます。エラーが発生した場合は、エラー用CSVファイルのダウンロードリンクも合わせて記載されます。
S3パスに含まれる year、month、dayはいずれも指定が必須ですか?
全て指定が必須です。ファイルアップロード日を yyyy/mm/dd(例:2025/04/30) 形式で指定するようにしてください。
S3へのアップロード中、さらに別のファイルをアップロードすることは可能ですか?
可能です。並行して複数ファイルのアップロードができます。
ただし、S3パスとファイル名が同じ場合、最初にアップロードしたデータが処理されず最後にアップロードしたデータが複数回処理されることがあります。同日に同名のファイルをアップロードしたい場合は、各ファイル名を変更してください。
Web/iOS/Android SDKを利用して登録¶
アプリやWebサイトからSDKを利用してLINEユーザーIDを登録することができます。 この方法で登録を行うと、ユーザーのLINEユーザーIDを取得してすぐにLINEメッセージを配信できます。
詳細な実装方法については、以下のドキュメントをご確認ください
iOS/Android: ReproへのLINEユーザーIDの登録 (iOS/Android SDK)