Repro - Mobile Analytics for growth
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アプリ内パラメーター¶

アプリ内パラメーターは、ユーザーにアプリを更新してもらわなくてもアプリの動作や外観を変えられる機能です。 管理画面上で設定された値をアプリがサーバーから受け取り、その値を利用することでアプリの動作や外観を変えることができます。すべてのユーザーに配信するデフォルトの値を配信したり、特定のセグメントにだけ別の値を配信しキャンペーンとして活用することも可能です。

アプリ内パラメーターでできること¶

用途 詳細
ユーザーにアプリの外観や動作の変更をすばやく適用する 管理画面上で設定された値を更新すると、その変更はすぐにアプリに適用されます。たとえばアプリ内パラメーターを利用して背景色を制御する実装を行えば、管理画面から値を更新するだけで季節に応じて背景色を変えることが可能になります。
特定のセグメントに対してアプリをカスタマイズし、A/Bテストする アプリ内パラメーターを使ってキャンペーンを実施し、A/Bテストとして異なる値を配信した結果を比較することができます。一部のユーザーにのみ変更を適用しA/Bテストした後に、一番結果の良かった設定をすべてのユーザーに対して適用する、といった活用方法も可能です。

警告

  • アプリ内パラメーターを導入する際には、画面上で設定した値を利用するアプリ側の実装が必ず必要になります。実装が一度済めば、管理画面から設定を変更することでアプリに変更が適用されるようになります。

アプリ内パラメーターの仕組み¶

アプリ内パラメーターは、パラメーターと呼ばれるキーと値の組み合わせをReproのサーバーが配信し、その配信された値をアプリ側で受け取って利用することでさまざまな用途に利用できます。たとえばアプリの背景色の制御に利用したい場合は、 main_background_color というキーに white という値を設定したパラメータを配信する、といった具合に設定を行います。各パラメーターを識別するキーの名前はアプリごとに自由に決められるので、アプリ側で利用する際に分かりやすい名前をつけてください。

あるキーに対して実際に適用される値を設定するには、次の4つの方法があります。

  1. アプリ側で静的なデフォルト値を設定する
    • アプリをリリースする時点で固定のデフォルト値を設定します。アプリがはじめて起動した時や、端末がオフライン状態などReproのサーバーと通信してアプリ内パラメーターの値を取得することができない状況では、このデフォルト値が利用されます。
  2. アプリ側で動的にデフォルト値を設定する
    • Repro SDKが用意している機能を利用して、アプリの動作中に動的にデフォルト値を設定します。
  3. 管理画面上でデフォルト値を設定する
    • すべてのユーザーに配信したい値を管理画面上で設定します。この設定はアプリ内パラメーターの画面からいつでも変更可能で、変更を保存するとそれ以降にアプリが起動した際に値が適用されます。
  4. 管理画面上でキャンペーンを作成する
    • 特定のセグメントに合致するユーザーだけを対象として配信したい値を管理画面上で設定します。この設定はアプリ内パラメーターの画面からいつでも変更可能で、変更を保存するとそれ以降にアプリが起動した際に値が適用されます。

値の優先順位¶

上記に示した4つの方法により設定された値は、次の図に示す優先順位により最終的な値が決まり端末に適用されます。

How a value is applied
  1. そのユーザーを対象としたキャンペーンとして設定された値
    • あるユーザーが複数のキャンペーンの配信対象に属しており、そのどちらも重複するキーの値を上書きする場合は、更新時刻が新しいキャンペーンの方の値が利用されます
    • あるキャンペーンがコントロールグループを含むA/Bテストを実施しており、ユーザーがこのコントロールグループに割り当てられた場合は「指定されたパラメーターキーの値を上書きしない」という挙動になります
  2. 管理画面から指定されたデフォルトの値
  3. アプリ側で動的にセットされたデフォルト値
  4. アプリ側で静的にセットされたデフォルト値

注釈

  • 通信を省略する用途でアプリが取得した値がキャッシュされることはなく、常に最新の値をサーバーから取得し適用します。管理画面上で設定を変更すると、アプリが次に起動したタイミングでReproのサーバーから最新の値を取得し直すため、再びアプリを起動したときにその値が適用されます。
  • 通信が不安定な状況などでReproのサーバーから値の取得に失敗した際は、直前に保持していた値を利用します。

アプリ内パラメーターの制約¶

アプリ内パラメーターはプラットフォーム上の審査を通すことなくアプリの外観や動作を変えることのできる機能ですが、次のような用途には利用しないようご注意ください。

  • ユーザーの承認が必要なタイプのアップデートを行わないこと。信頼できないアプリであるとみなされ、場合によってはアプリがリジェクトされるなどのリスクがあります。
  • セキュアなデータ・プライバシー保護の必要のあるデータを取得する用途に利用しないこと。
  • プラットフォームの制限や規約を回避しようとしないこと。

警告

プラットフォーム上許可されていないこと・実現できない機能を実現する用途には利用出来ません。たとえばアプリのアイコンを動的に変える、などの機能はプラットフォーム側で制約されている場合があり、この制約自体はアプリ内パラメーターを利用しても回避することはできません。

アプリ内パラメーターを作成する¶

デフォルトのパラメーターを作成する¶

ここではデフォルト値としてすべてのユーザーに同じ値を配信する方法を説明します。

Create Default Parameter 1

まずはメニューから「設定 > アプリ内パラメーター設定」をクリックして設定画面を開き、「新規作成」ボタンをクリックします。

Create Default Parameter 2

作成画面に遷移したら、配信したいパラメーターのキー名とデフォルト値を入力します。たとえばアプリの背景色を制御するパラメーターとして利用する場合は、 background_color や main_background_color というキー名で、デフォルト値には white や #fff といった内容を記入します。キー名はアプリ側でパラメーターを参照する際に利用する名前と同じになっている必要があるので注意してください。またここで設定したパラメーターの用途や注意点などをメモとして残しておくと後で見たときの混乱を避けられるので、あわせてメモも記入しておいてください。

必要な項目の記入が終わったら保存ボタンを押して、デフォルトのパラメーター作成を完了します。

注釈

  • パラメーターのキー名には英数字とアンダースコアのみが利用できます。
  • キー名はパラメーターの用途やアプリ側での使い方が分かるように、分かりやすい名前をつけてください。
  • パラメーターのデフォルト値を入力する際にJSONエディタを利用することができますが、JSONエディタを使って入力した内容であっても値は 文字列型 として配信されます。アプリ側で値を利用する際にはJSON文字列をパースした上で中のオブジェクトを取り出し利用してください。

キャンペーンを作成する¶

Create Campaign 1

メニューから「マーケティング > アプリ内パラメーター」をクリックしてアプリ内パラメーターの一覧画面を開き、「新規作成」ボタンをクリックします。

Create Campaign 2

作成画面に遷移したら、ここで作成するキャンペーンに名前をつけ、またキャンペーンのゴールとなるイベントを選択してください。

Create Campaign 3

つづけてこのキャンペーンで上書きして配信したいパラメーターの設定を行います。

キー
デフォルトの値が設定済みのパラメーターのキーが並ぶので、値を上書きしたいキーを選択してください。すでにデフォルト値が設定済みのパラメーターでなくとも、このキャンペーンで新規にパラメーターと上書きする値の組み合わせを設定し保存することも可能です。
値

選択されたキーのデフォルト値を上書きする、このキャンペーン固有の値を記入してください。このキャンペーンの配信対象となったユーザーにはここで指定された値が配信されます。

  • バイトサイズ
    • 最大: 10,000バイト

配信対象者を各パターンに振り分ける¶

Variant Distribution

配信対象を選択する で設定した配信対象者をコントロールグループと、パターン1に振り分けます。 コントロールグループ(統制群)とは、 パラメーターを上書きしない対象者 を指します。 このアプリ内パラメーターキャンペーンの効果を計測するために、 パラメーターを上書きするユーザー と パラメーターを上書きしないユーザー で効果を比較できます。 パターンを増やした状態での設定方法は、 A/Bテスト をご覧ください。

例えば、配信条件を 既存ユーザー とした場合に、コントロールグループを 20% 、 パターン1を 80% に設定すると、既存ユーザーの中からランダムで抽出された 約80% のユーザーにはパラメーターがキャンペーン内で指定した値で上書きされ、残りの 約20% のユーザーにはデフォルトの値が配信されます。

割合を設定する¶

デフォルトではコントロールグループ 0%、パターン1 100% となっているため、配信対象として指定されたユーザーに 100% 上書きされたパラメーターの値が配信されます。 コントロールグループを利用しない場合は、設定を変更する必要はありません。 コントロールグループを利用する場合は、コントロールグループとパターン1で合計100%となるように割合を設定出来ます。

均等に振り分ける をクリックすると、コントロールグループとパターン1を 50% ずつに均等に振り分けます。 均等に振り分ける(コントロールグループなし) をクリックすると、コントロールグループを 0%、パターン1を 100% に設定します。

注釈

  • コントロールグループは 0% ~ 99% まで設定出来ます。
  • パターン1は 1% ~ 100% まで設定出来ます。
  • 整数のみ設定出来ます。
  • 振り分け設定は新規作成時のみ行うことが出来ます。
  • 配信数の規模により、設定した割合と実際の配信数が乖離することがあります。

配信設定¶

配信期間
キャンペーンを配信する期間を設定してください。ここで設定した期間、作成したキャンペーンにもとづいて上書きされたパラメーターの値が配信されます。ユーザーは ユーザーID で区別されます。
配信曜日
配信曜日の指定が行えます。曜日を選択することで、該当曜日にパラメーターの値が配信されます。指定しない場合は全ての曜日で配信が行われます。
配信時間帯
配信時間帯の指定が行えます。時間帯を選択することで、該当時間帯にパラメーターの値が配信されます。指定しない場合は全ての時間帯で配信が行われます。
Schedule Delivery

配信対象を選択する¶

../../_images/segmentation-filter.ja.png

イベントやユーザープロフィール、既存ユーザーといったセグメンテーションフィルターをつかって、配信対象となるユーザーを指定できます。各フィルターは and 、 and not 、 or を使って、最大5個まで組み合わせられます。

  • and: 指定した条件を全て満たすユーザーが対象になります
  • and not: 指定した条件にあてはまるユーザーが対象から除外されます
  • or: 指定した複数の条件のどれかにあてはまるユーザーが対象になります

例えば:

  • 3日前にアプリを使用して、その後2日間アプリを使っていないユーザーへ配信する場合
../../_images/segmentation-filter-case1.ja.png
  • 性別が女性で直近3日以内にイベントAかイベントBのどちらかを実行したユーザーへ配信する場合
../../_images/segmentation-filter-case2.ja.png
オーディエンスでフィルタリング¶

オーディエンス で作成したセグメンテーションを利用することができます。

注釈

  • フィルターオーディエンス: 他のフィルタリング条件と組み合わせることはできません。
  • インポートオーディエンス: 他のフィルタリング条件と組み合わせることができます。
イベントでフィルタリング¶

イベント を実行したユーザーをセグメンテーションすることができます。実行した期間や回数を指定することができます。

イベントプロパティでフィルタリング¶

イベント を実行したユーザーのうち、実行されたイベントに付帯するプロパティにもとづいてユーザーをセグメンテーションすることができます。プロパティの名前や値、実行した期間を指定することができます。

注釈

  • イベントプロパティのフィルターではイベントの実行回数を指定することはできません。指定された期間に1度でもフィルターの条件に合致するイベントを実行したユーザーが配信対象となります。
ユーザープロフィールでフィルタリング¶

ユーザープロフィール に登録されている情報にもとづいてユーザーをセグメンテーションすることができます。SDKでプロフィールの型に数値を指定している場合、「以上、以下、より大きい、より小さい」などをつかって、値を比較する条件を指定できます。文字を指定している場合、「一致する、一致しない、含む」などをつかって、条件を指定できます。日付を指定している場合、「◯日前以前、◯日前〜▢日前、特定日以前」などをつかって、条件を指定できます。

日付の指定については、サポートサイトのFAQ に詳細な説明がありますので、こちらも参考にしてください。

既存ユーザー¶

Reproに登録されたすべてのユーザーが対象となります。既存ユーザーから特定条件を満たすユーザーを除外する場合は、 and not でフィルターを追加してください。

初回ユーザー¶

アプリを初めて起動したユーザーを対象に上書きされたパラメーターを配信します。

注釈

  • アプリをインストールしてから1週間以上経って初めてアプリを起動した場合は初回ユーザーとして判定されないのでご注意ください。

公開、もしくは、非公開にする¶

公開もしくは非公開をクリックする前に、設定したキャンペーンの内容を注意深くチェックしてください。 キャンペーンを公開、非公開で登録後からキャンペーンのゴール、パラメーターのパターン が 変更できなくなります。

確認後、キャンペーンを公開する準備が整っていれば、 公開 を、そうでない場合は 非公開 をクリックしてください。

効果測定¶

キャンペーンの効果を確認できます。

measurement
配信結果¶
配信数
このキャンペーンによって上書きされた値が配信されたユーザー数を日次で集計し、合計した数です。
コンバージョン数
配信から24時間以内に、作成画面で指定したゴールを達成したユーザーの数を日次で集計し、合計した数です。
コンバージョン率
コンバージョン数 / 配信数 です。
結果の推移
キャンペーン実施期間中の配信数、コンバージョン数を日次で集計した結果を表示しています。計測単位はユーザーです。

注釈

  • たとえば既存ユーザー向けのアプリ内パラメーターキャンペーンが2つあり、そのどちらもが同じパラメーターキーを1つだけ上書きしていたとします。この場合、あるユーザーに送られる値は常にどちらかのキャンペーンのもの(最終更新が新しい方)であり、どちらも既存ユーザー向けではあるものの、もう片方のキャンペーンの値は送られないことになります。このように、あるキャンペーンによって上書きされた値が最終的にユーザーに届くアプリ内パラメーターの値として1つもなかったとしても、個々のキャンペーンの配信対象者となっている限りは「そのアプリ内パラメーターキャンペーンが配信された」こととして計測が行われます。

A/Bテスト¶

配信対象に指定したユーザーに複数のパターンのパラメーターを均等に配信することで、どのような値を配信して利用すればコンバージョン率が向上するのかを検証することができる機能です。

最も効果の高かった値を勝ちパターンとして指定することができます。

メッセージ作成¶

上書きするパラメーターの値のパターンを2個以上作成することで、A/Bテストを行うことができます。

Enable A/B Testing
  • 最大4パターンまで追加することができます。
  • パターンの追加や削除は新規作成時のみ行うことができます。

配信対象者を各パターンに振り分ける¶

Variant Distribution with multiple variants

パターンを2つ以上に設定した場合も、各パターンに配信対象者を振り分けられます。 コントロールグループを含む各パターンの合計が100%になるように設定します。

均等に振り分ける をクリックすると、コントロールグループと各パターンを均等に振り分けます。 均等に振り分ける(コントロールグループなし) をクリックすると、コントロールグループを 0% に設定し、 100% を各パターンで均等に振り分けます。

注釈

  • コントロールグループは 0% ~ 99% まで設定出来ます。
  • 各パターンは 1% ~ 100% まで設定出来ます。
  • 整数のみ設定出来ます。
  • 振り分け設定は新規作成時のみ行うことが出来ます。
  • 配信数の規模により、設定した割合と実際の配信数が乖離することがあります。
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