Repro - Mobile Analytics for growth
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          • テスター
          • 初回セッション
        • 下書きとして保存
        • 公開、もしくは、非公開にする
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Webメッセージ¶

WebメッセージはWebサイトを閲覧中の特定のユーザーに対し、適切なタイミングで画像やボタンのついたカスタマイズ可能なメッセージをポップアップで表示できる機能です。管理画面でメッセージを登録するだけで、既にリリースされたWebサイトにメッセージを配信することができます。そのため、マーケターだけでコンバージョンを上げるためのキャンペーンを配信することができます。

web banner sample web dialog1 sample web dialog2 sample

以下の設定をカスタマイズすることで、エンドユーザーの行動に即した効果的なマーケティング施策を実行することができます。

  • 画像
  • Webサイト上のLPを開くためのURLや、Webメッセージからアプリを起動し、アプリ内の任意の画面に遷移するためのディープリンクを埋め込めるボタン(1-2個設定可能)
  • スケジュール
  • 配信対象となるユーザー
  • メッセージ表示タイミング

例えば:

  • カートに商品を入れたあと購入に至らなかったユーザーに対しクーポンを配信する
  • コンバージョンをあげるために、数日前に登録したユーザーに適切なナビゲーションを表示する

また、作成されたWebメッセージはキャンペーン毎に1ユーザーに対して1回、もしくは複数回メッセージを表示することができます。表示回数については、配信設定で設定できます。なお、Webメッセージは画面上に表示されたタイミングで既読したとみなし、各種計測結果に反映されます。

Webメッセージを作成する¶

管理画面を開いて以下を実行してください。

マーケティング > メッセージ に行き、 新規作成ボタンから Webメッセージ をクリックしてください。

Create web message

警告

サイトのソースコード上でmeta要素 での viewport の 設定次第で、いずれのメッセージテンプレートにおいても意図通りに表示されない可能性があります。
意図通りに表示されない場合は、viewport の設定もの変更もしくは、カスタムメッセージをご利用いただきWeb メッセージの設定を変更していただく必要があります。
ご不明点がございましたら、チャットサポートまでご連絡ください。

メッセージテンプレートの選択¶

テンプレート選択画面からどのタイプのメッセージを作るかを決めます。メッセージのタイプは ダイアログ 、バナー 、画像アイコン、吹き出し(ベータ版) の4タイプがあり、ボタンやテキスト、画像の有無別にテンプレートが用意されています。使用するテンプレートの画像をクリックすると、メッセージの編集画面へと遷移します。

  • テキスト : メッセージに見出しと本文が含まれます
  • 画像   : メッセージに画像を添付できます
  • ボタン  : 任意のテキストのボタンを設置できます。ボタンのクリックイベントはその他のイベント同様、トラックすることができます。
select web message template

キャンペーン設定¶

メッセージの効果を測るため、キャンペーン名とコンバージョンゴールを設定します。

web message Campaign

キャンペーン名¶

キャンペーン名を設定します。メッセージの一覧に表示されます。

コンバージョンイベントを指定¶

キャンペーンのゴールとなるイベントを最大2つまで指定できます。Webメッセージが表示されてから24時間以内にこれらのイベントを実施したユーザーの数が集計されます。詳細は こちら をご覧ください。

表示位置¶

Webメッセージの表示位置を設定します。表示タイプは ウィンドウまたはページ上に固定 、 要素を指定して固定 、 埋め込み の3種類があり、選択したテンプレートによって利用できる種類が異なります。

ウィンドウまたはページ上に固定¶

ウィンドウやページに対してコンテンツをポップアップ表示できます。

web message position fixed

下記のフォームを入力します。

web message position fixed form
位置

ページ全体に対して配置する位置を以下から指定します。

  • 左上
  • 上
  • 右上
  • 左
  • 中央
  • 右
  • 左下
  • 下
  • 右下

要素を指定して固定¶

ページ内の特定の要素に対してコンテンツをポップアップ表示(浮かべて表示)します。

web message position relative

下記のフォームを入力します。

web message position relative form
基準の要素
表示位置の基準となる要素をCSSセレクターで指定します。表示トリガー実行時に指定した基準の要素が存在しない場合はメッセージが表示されません。
位置

基準の要素に対して、配置する方向を以下から指定します。

  • 左上
  • 上
  • 右上
  • 左
  • 右
  • 左下
  • 下
  • 右下

表示位置の基準は次の図のようになります。

  • 灰色の四角: 基準の要素
  • 赤色の四角: メッセージ
web message position relative calculation

例: 位置 を「右上」に設定した場合

  • 横軸: 基準の要素の横幅の中心がメッセージの左端に来るよう配置する
  • 縦軸: 基準の要素の上端がメッセージの下端に来るよう配置する
オフセット
指定された要素からの上下左右の距離をピクセル単位で調整することができます。数値はマイナスや小数でも指定可能です。

警告

  • 基準の要素 や 位置 、 オフセット を元に配置された表示位置がページの幅や高さから溢れる場合は、メッセージが途切れて全体が表示できなくなりますのでご注意ください。
  • 管理画面上のプレビューには表示位置に関する設定が反映されません。実際の表示位置の確認は プレビュー機能を使った確認方法 をご活用ください。

埋め込み¶

ページ内の特定の要素の前後または内部にコンテンツを埋め込みます。

web message position embedded

下記のフォームを入力します。

web message position embedded form
基準の要素
表示位置の基準となる要素をCSSセレクターで指定します。表示トリガー実行時に指定した基準の要素が存在しない場合はメッセージが表示されません。
位置

基準の要素に対して、配置する位置を以下から指定します。

  • 前に挿入
  • 子要素の先頭に挿入
  • 子要素の末尾に挿入
  • 後ろに挿入

注釈

  • 現在、埋め込みタイプは カスタムメッセージ (ベータ版) のオリジナルテンプレートのみ利用可能です。

警告

  • 管理画面上のプレビューには表示位置に関する設定が反映されません。実際の表示位置の確認は プレビュー機能を使った確認方法 をご活用ください。

コンテンツを作成する¶

テンプレート選択画面で選んだテンプレートを編集し、コンテンツを作成します。

選択したテンプレートによって設定可能なコンテンツは異なります。以下にタイプ別の代表的なコンテンツについて説明します。

ダイアログ¶

ダイアログタイプのWebメッセージでは、表示位置やオーバーレイの有無を指定して、画像やテキスト、ボタンを組み合わせたメッセージを表示することができます。例えば、ECにおけるクーポンや全員に周知したいアンケート・お知らせなど、ユーザーに強く主張したいコンテンツを表示するのに有効です。

どの要素を使えるかは選択したテンプレートによりますが、例えばボタンなら1つまたは2つ表示でき、指定のページを開くURLもしくはディープリンクを設定することもできます。

下記のフォームに入力してWebメッセージを作成します。

web message dialog
オーバーレイ
メッセージを表示する際に、画面全体を要素(オーバーレイ)で覆うかどうかを選択できます。オーバーレイをつけることでユーザーの動きを止めてメッセージに注目してもらうことができます。また、オーバーレイで覆われた画面をクリックすると、メッセージとオーバーレイのどちらも非表示となります。
閉じるボタン
メッセージを閉じるボタン(メッセージの右上に配置)の表示有無を選択できます。閉じるボタンを表示しない場合でも、オーバーレイを設定していればユーザーはメッセージを非表示にすることができます。

注釈

  • オーバーレイと閉じるボタンの両方を無くしてしまうと、ユーザーがメッセージを閉じれなくなります。
背景色
オーバーレイの背景色と、ダイアログ部分の背景色、閉じるボタンの背景色を個別に指定します。なお、閉じるボタンは背景色だけでなく、アイコンの色も指定可能です。
画像

メッセージに表示する画像を指定します。ダイアログの画像サイズはテンプレートによって3種類のタイプがあります。

  • ファイルフォーマット: JPEG、PNG
  • ファイルサイズ
    • 最大: 1MB

大きな画像のダイアログ

  • 画像サイズ - 推奨: 600px × 500px 以上(デスクトップ、モバイル)
web message dialog bigimage

小さな画像のダイアログ

  • 画像サイズ - 推奨: 150px × 150px 以上(デスクトップ、モバイル)
web message dialog smallimage

画像のみのダイアログ

  • 画像サイズ - 推奨: 800px × 800px(デスクトップ、モバイル)
web message dialog imageonly
見出し (任意)
メッセージのヘッダーを指定します。テキストの色を指定できます。
本文
メッセージの本文を指定します。テキストの色を指定できます。
アクションボタン
アクションボタンに表示するテキストを指定します。ボタンの枠線の色、ボタンの背景色、テキストの色を指定できます。
URLもしくはディープリンク (任意)

URLもしくはディープリンクを指定すると、ボタンを押した時に指定したURLのページを開いたり、アプリを起動して、アプリ内の任意の画面に遷移することができます。URLもしくはディープリンクを指定しないでボタンを押した場合は、画面遷移などの処理は発生せずWebメッセージが閉じられます。

  • 文字列長
    • 最大: 1000文字
トラッキングイベント名 (任意)
トラッキングイベント名を指定すると、アクションボタンをクリックしたときに計測されるイベントを変更することができます。

バナー¶

バナータイプのWebメッセージでは、メッセージのコンテンツとして画像とテキストをバナー内に表示することができます。バナーに指定のページを開く、URLもしくはディープリンクを設定することもできます。

下記のフォームに入力してWebメッセージを作成します。

web message banner
閉じるボタン
メッセージを閉じるボタン(メッセージの右上に配置)の表示有無を選択できます。

注釈

  • 閉じるボタンを無くしてしまうと、ユーザーがメッセージを閉じれなくなります。
背景色
メッセージが表示される外側の領域と閉じるボタンの背景色を指定します。なお、閉じるボタンは背景色だけでなく、アイコンの色も指定可能です。
画像

メッセージに表示する画像を指定します。

  • ファイルフォーマット: JPEG、PNG
  • ファイルサイズ
    • 最大: 1MB
  • 画像サイズ
    • 推奨: 150px × 150px 以上(デスクトップ、モバイル)

なお、 画像のみ の場合は以下のとおりです。

  • ファイルフォーマット: JPEG、PNG
  • ファイルサイズ
    • 最大: 1MB
  • 画像サイズ
    • 推奨: 728px × 90px(デスクトップ)、640px × 200px(モバイル)
本文
メッセージの本文を指定します。テキストの色を指定できます。
アクションボタン
アクションボタンに表示するテキストを指定します。ボタンの枠線の色、ボタンの背景色、テキストの色を指定できます。
URLもしくはディープリンク (任意)

URLもしくはディープリンクを指定すると、ボタンを押した時に指定したURLのページを開いたり、アプリを起動して、アプリ内の任意の画面に遷移することができます。URLもしくはディープリンクを指定しないでボタンを押した場合は、画面遷移などの処理は発生せずWebメッセージが閉じられます。

  • 文字列長
    • 最大: 1000文字
トラッキングイベント名 (任意)
トラッキングイベント名を指定すると、アクションボタンをクリックしたときに計測されるイベントを変更することができます。

画像アイコン¶

画像アイコンタイプのWebメッセージでは、表示位置を指定し、メッセージのコンテンツとして画像を表示することができます。画像に指定のページを開く、URLもしくはディープリンクを設定することもできます。

下記のフォームに入力してWebメッセージを作成します。

web message imageicon
閉じるボタン
メッセージを閉じるボタン(メッセージの右上に配置)の表示有無を選択できます。
画像

メッセージに表示する画像を指定します。

  • ファイルフォーマット: JPEG、PNG
  • ファイルサイズ
    • 最大: 1MB
  • 画像サイズ
    • 推奨: 150px × 150px (デスクトップ、モバイル)
  • アスペクト比: 1 : 1

注釈

  • 150x150px以上の画像を使うと画像が縮小して表示されます。大きな画像はダイアログの画像のみをご使用ください。
URLもしくはディープリンク (任意)

URLもしくはディープリンクを指定すると、画像を押した時に指定したURLのページを開いたり、アプリを起動して、アプリ内の任意の画面に遷移することができます。URLもしくはディープリンクを指定しないで画像を押した場合は、画面遷移などの処理は発生せずWebメッセージが閉じられます。

  • 文字列長
    • 最大: 1000文字
トラッキングイベント名 (任意)
トラッキングイベント名を指定すると、アクションボタンをクリックしたときに計測されるイベントを変更することができます。

吹き出し(ベータ版)¶

吹き出しタイプのWebメッセージでは、サイト上のメニューやボタンなど特定の要素にマッチするセレクタを指定して、そこにメッセージを表示します。例えば、購入ボタンや申し込みボタンといったCV要素のセレクタに直接ポップアップを表示させてCVを促進するのに有効です。

下記のフォームに入力してWebメッセージを作成します。

web message speech balloon
閉じるボタン
メッセージを閉じるボタンの表示有無を選択できます。閉じるボタンは表示位置が「左下」の場合はメッセージの左上に配置され、それ以外の場合はメッセージの右上に配置されます。

注釈

  • 閉じるボタンを無くしてしまうと、ユーザーがメッセージを閉じれなくなります。
背景色
吹き出し部分の背景色、閉じるボタンの背景色を個別に指定します。なお、閉じるボタンは背景色だけでなく、アイコンの色も指定可能です。
見出し (任意)
メッセージのヘッダーを指定します。テキストの色を指定できます。
本文
メッセージの本文を指定します。テキストの色を指定できます。
アクションボタン
アクションボタンに表示するテキストを指定します。ボタンの枠線の色、ボタンの背景色、テキストの色を指定できます。
URLもしくはディープリンク (任意)

URLもしくはディープリンクを指定すると、ボタンを押した時に指定したURLのページを開いたり、アプリを起動して、アプリ内の任意の画面に遷移することができます。URLもしくはディープリンクを指定しないでボタンを押した場合は、画面遷移などの処理は発生せずWebメッセージが閉じられます。

  • 文字列長
    • 最大: 1000文字
トラッキングイベント名 (任意)
トラッキングイベント名を指定すると、アクションボタンをクリックしたときに計測されるイベントを変更することができます。

プレビュー機能を使った確認方法¶

Webメッセージ・プレビュー機能を利用して、配信前のWebメッセージを指定したサイトで確認することができます。

Web Message Preview

初めてプレビュー機能を使う場合

  1. メッセージ作成画面で「プレビューをサイトで確認」ボタンを押します。
Web Message Preview bottun
  1. メッセージを表示したいサイトのURLを入力し、「保存」ボタンを押します。
  2. 「サイトで確認」ボタンを押す、生成されたURLをコピーして貼り付ける、QRコードをスキャンする、のいずれかで指定したサイトを開きます。
  3. 開いた先のURLで作成・編集中のメッセージがプレビューとして表示されます。

2回目以降の場合

  1. メッセージ作成画面で「プレビューをサイトで確認」ボタンを押します。
  2. URLの入力欄に前回保存されたURLが表示されます。URLを変更したい場合は、変更後のURLを入力して「更新」ボタンを押します。
  3. 「サイトで確認」ボタンを押す、生成されたURLをコピーして貼り付ける、QRコードをスキャンする、のいずれかで指定したサイトを開きます。
  4. 開いた先のURLで作成・編集中のメッセージがプレビューとして表示されます。

注釈

  • 1度生成したプレビュー用のURLに変更後のメッセージ内容を再反映させたい場合は、「更新する」ボタンを押してください。
  • プレビューが表示されたサイト上では、イベントのトラッキングはされず、プレビューしている以外のメッセージも表示されません。
  • 管理画面上で生成されたプレビュー用のURLに有効期限はありません。
  • メッセージに設定された配信条件(表示トリガーや配信対象設定など)はプレビューには反映されず、プレビュー用のURLを開くと必ずメッセージは表示されます
  • 指定したサイトにバージョン2以上のWeb SDKが導入されていないとプレビューは表示されません。
  • サイトによってはリダイレクトによりクエリパラメータが削除されたり、利用しているJavaScriptライブラリが遷移後にクエリパラメータを削除することがあります。こういったケースではメッセージのプレビューは表示されないのでご注意ください。

カスタムメッセージ(ベータ版)¶

カスタムメッセージ (ベータ版) の項目をご確認ください。

配信対象者を各パターンに振り分ける¶

web message variant distribution

配信対象設定 で設定した配信対象者をコントロールグループと、パターン1に振り分けます。 コントロールグループ(統制群)とは、 Webメッセージを表示しない対象者 を指します。 キャンペーン自体の効果を計測するために、 Webメッセージを表示するユーザー と Webメッセージを表示しないユーザー で効果を比較できます。 パターンを増やした状態での設定方法は、 A/Bテスト をご覧ください。

例えば、配信条件を 既存ユーザー とした場合に、コントロールグループを 20% 、 パターン1を 80% に設定すると、既存ユーザーの中からランダムで抽出された 約80% のユーザーにメッセージが表示され、残りの 約20% のユーザーにはメッセージは表示されません。

割合を設定する¶

デフォルトではコントロールグループ 0%、パターン1 100% となっているため、配信条件で指定したユーザーに 100% 表示されます。 コントロールグループを利用しない場合は、設定を変更する必要はありません。 コントロールグループを利用する場合は、コントロールグループとパターン1で合計100%となるように割合を設定出来ます。

均等に振り分ける をクリックすると、コントロールグループとパターン1を 50% ずつに均等に振り分けます。 均等に振り分ける(コントロールグループなし) をクリックすると、コントロールグループを 0%、パターン1を 100% に設定します。

注釈

  • コントロールグループは 0% ~ 99% まで設定出来ます。
  • パターン1は 1% ~ 100% まで設定出来ます。
  • 整数のみ設定出来ます。
  • 振り分け設定は新規作成時のみ行うことが出来ます。
  • 配信数の規模により、設定した割合と実際の配信数が乖離することがあります。

配信設定¶

配信期間
キャンペーンを配信する期間を設定してください。ここで設定した期間、メッセージがユーザーごとに一度だけ表示されます。ユーザーは ユーザーID で区別されます。
配信曜日
配信曜日の指定が行えます。曜日を選択することで、該当曜日にメッセージが配信できます。指定しない場合は全ての曜日で配信が行われます。
配信時間帯
配信時間帯の指定が行えます。時間帯を選択することで、該当時間帯にメッセージが配信できます。指定しない場合は全ての時間帯で配信が行われます。
表示頻度
このキャンペーンが各ユーザーに表示される回数を制御できます。複数回表示する場合は、累計回数(最大で2〜10回または無制限)を制限し、さらに1日の最大表示回数(1〜10回)も制限することができます。

注釈

  • 配信対象が初回ユーザーの場合、表示頻度は1回または無制限のみ設定できます。
メッセージの同時表示
他のメッセージと同一PV上へ表示する有効/無効の指定が行えます。「他のメッセージとの同時表示を有効にする」にチェックをいれることで、同時表示が有効になります。指定しない場合は無効になります。

注釈

  • 同時表示が無効同士のメッセージの場合は、同一PV上にはどちらか一方のみが表示されます。
  • 同一PV上への表示について、同時表示が無効のものは最大で1個、それに加え同時表示が有効のものがすべて表示されます。

例:

メッセージA メッセージB 結果
無効 無効 AとBはどちらか一方しか表示されません
有効 有効 AとBのメッセージは両方表示されます
無効 有効 AとBのメッセージは両方表示されます
メッセージ優先度
同時表示が無効のメッセージの場合、優先度を「高・中・低」から指定ができます。

注釈

同時表示を無効に指定しているメッセージが複数個同時に以下条件を満たしたとき、どちらが先に表示されるかは以下のルールで決定されます。
  • 優先度が高いメッセージが優先されて表示されます。
  • 同じ優先度のメッセージ同士の場合、更新日時が最新のものが優先されて表示されます。

例:

メッセージ表示トリガーが同じ以下の表示条件とした場合、
  • メッセージA 同時表示が無効 優先度高 1ユーザーに1回のみ表示
  • メッセージB 同時表示が無効 優先度中 1ユーザーに1回のみ表示
以下のように配信されます。
  • 1回目のアクセス メッセージA のみ表示されます
  • 2回目のアクセス メッセージB のみ表示されます
web message Schedule Delivery

メッセージ表示トリガー¶

メッセージを表示するトリガーとなるイベントを指定します。 イベントトラッキングを使うことによってメッセージの表示タイミングを制御することができます。

メッセージ表示トリガーは、新規作成または、イベントトラッキング API でトラックしたイベントがリストに入っているので、適切なイベントを選択してください。

../../_images/web-message-Trigger.ja.png

新規イベントを設定する場合

  1. 「イベント選択・作成」から、「新規イベント」を選択します。
  2. イベント名を入力します。ここで入力したイベント名は、イベント設定の表示名に反映されます。
  3. イベントを実行するための条件を設定します。詳細については こちら を確認して下さい。
  4. 条件の説明・目的を入力します。

既存イベントを選択する場合

  1. 「イベント選択・作成」から、「既存イベント」を選択します。
  2. 既存イベントに設定された条件を確認したい場合は、「条件を見る」を選択するとモーダル表示されます。

注釈

  • イベントトリガーを設定していないイベントには、「条件を見る」は表示されません。

配信対象設定¶

../../_images/web-message-selecttarget.ja.png

イベントやユーザープロフィール、既存ユーザーといったセグメンテーションフィルターをつかって、配信対象となるユーザーを指定できます。 各フィルターは and 、 and not 、 or を使って、最大5個まで組み合わせられます。

  • and: 指定した条件を全て満たすユーザーが対象になります
  • and not: 指定した条件にあてはまるユーザーが対象から除外されます
  • or: 指定した複数の条件のどれかにあてはまるユーザーが対象になります

例えば:

  • 3日前にWebサイトを閲覧して、その後2日間Webサイトを閲覧してないユーザーへ配信する場合
../../_images/web-message-segmentation-filter-case1.ja.png
  • 性別が女性で直近3日以内にイベントAかイベントBのどちらかを実行したユーザーへ配信する場合
../../_images/web-message-segmentation-filter-case2.ja.png

対象デバイス¶

全てのデバイス、スマートフォン/タブレット、PC でアクセスしたユーザーを対象に配信することができます。

注釈

  • フィルターとの組み合わせは and のみになります。
  • 対象デバイスはフィルターの個数制限にカウントされません。

オーディエンスでフィルタリング¶

オーディエンス で作成したセグメンテーションを利用することができます。

注釈

  • フィルターオーディエンス: 他のフィルタリング条件と組み合わせることはできません。
  • インポートオーディエンス: 他のフィルタリング条件と組み合わせることができます。
  • Smart Audience™: 他のフィルタリング条件と組み合わせることができます。

イベントでフィルタリング¶

イベント を実行したユーザーをセグメンテーションすることができます。実行した期間や回数を指定することができます。

イベントプロパティでフィルタリング¶

イベント を実行したユーザーのうち、実行されたイベントに付帯するプロパティにもとづいてユーザーをセグメンテーションすることができます。プロパティの名前や値、実行した期間を指定することができます。

注釈

  • イベントプロパティのフィルターではイベントの実行回数を指定することはできません。指定された期間に1度でもフィルターの条件に合致するイベントを実行したユーザーが配信対象となります。

ユーザープロフィールでフィルタリング¶

ユーザープロフィール に登録されている情報にもとづいてユーザーをセグメンテーションすることができます。SDKでプロフィールの型に数値や日付を指定している場合、「以上、以下、より大きい、より小さい」などをつかって、値を比較する条件を指定できます。

既存ユーザー¶

Reproに登録されたすべてのユーザーが対象となります。既存ユーザーから特定条件を満たすユーザーを除外する場合は、 and not でフィルターを追加してください。

テスター¶

テストユーザーのデバイスにメッセージを配信します。配信対象のユーザーは テスター管理 で管理できます。

注釈

アナリティクスページからユーザーグループを選んだ場合 、配信対象は自動的に設定されます。変更はできません。

初回セッション¶

初めてSDKが入ったページを開いたユーザーに対してメッセージを配信します。 なお、メッセージ編集画面の配信対象設定では初回ユーザーと表記されています。

注釈

  • 最後にイベントを実行してから30分以内のイベントは同じセッションとみなします。そのため、SDKが入ったページを初めて訪問し、その中で最初のイベント(A)を実行してから30分以上経って別のイベント(B)を実行した場合、初回セッション(初回ユーザー)にイベント(B)の実行は含まれないのでご注意ください。

下書きとして保存¶

キャンペーンの必須項目をすべて記入していない状態など、キャンペーンの作成途中で作成を終えたい場合は、 下書きで保存 をクリックしてください。 下書きで保存をした場合は、後からキャンペーンのゴールやメッセージのパターンを変更することができます。

下書き状態のキャンペーンはメッセージ一覧画面の下書きタブから選択できます。

Select Draft

公開、もしくは、非公開にする¶

公開もしくは非公開をクリックする前に、設定したキャンペーンの内容を注意深くチェックしてください。 キャンペーンを公開、非公開で登録後からキャンペーンのゴール、メッセージのパターン が 変更できなくなります。

確認後、キャンペーンを公開する準備が整っていれば、 公開 を、そうでない場合は 非公開 をクリックしてください。

効果測定¶

キャンペーンの効果を確認できます。

配信結果¶

配信数
Webメッセージが表示されたユーザー数を日次で集計し、合計した数です。
コンバージョン数
配信から24時間以内に、作成画面で指定したゴールを達成したユーザーの数を日次で集計し、合計した数です。
コンバージョン率
コンバージョン数 / 配信数 です。
結果の推移
キャンペーン実施期間中の配信数、コンバージョン数を日次で集計した結果を表示しています。計測単位はユーザーです。

A/Bテスト¶

配信対象に指定したユーザーに複数のパターンのメッセージを均等に出し分けることで、どのようなメッセージを配信すればコンバージョン率が向上するのかを検証することができる機能です。

最も効果の高かったメッセージを勝ちパターンとして指定することができます。

メッセージ作成¶

メッセージのパターンを2個以上作成することで、A/Bテストを行うことができます。

web message Enable A/B Testing
  • メッセージは最大4パターンまで追加することができます。
  • パターンの追加や削除は新規作成時のみ行うことができます。

配信対象者を各パターンに振り分ける¶

web message multiple variants

パターンを2つ以上に設定した場合も、各パターンに配信対象者を振り分けられます。 コントロールグループを含む各パターンの合計が100%になるように設定します。

均等に振り分ける をクリックすると、コントロールグループと各パターンを均等に振り分けます。 均等に振り分ける(コントロールグループなし) をクリックすると、コントロールグループを 0% に設定し、 100% を各パターンで均等に振り分けます。

注釈

  • コントロールグループは 0% ~ 99% まで設定出来ます。
  • 各パターンは 1% ~ 100% まで設定出来ます。
  • 整数のみ設定出来ます。
  • 振り分け設定は新規作成時のみ行うことが出来ます。
  • 配信数の規模により、設定した割合と実際の配信数が乖離することがあります。

効果測定(A/Bテスト)¶

詳細画面

A/B testing measurement

配信数やコンバージョン数が計上されると効果測定結果が表示されます。グラフにはWEBメッセージの配信数、各ボタンの押下数、コンバージョン率がパターンごとに表示されています。キャンペーンのデータ更新タイミングについての詳細は こちら をご覧ください。

注釈

  • コントロールグループの各データはキャンペーン自体の効果を判断しやすくするため、キャンペーン全体の 配信数、コンバージョン数、コンバージョン率 には反映されません。
  • コントロールグループに属するユーザーにはWebメッセージは配信されないため、配信数、ボタン1押下数、ボタン2押下数は常に - で表示されます。
  • コントロールグループのコンバージョン数は、コントロールグループに属するユーザーがキャンペーンに設定したゴールのイベントを発生させた数を表示します。
  • コントロールグループのコンバージョン率は、コンバージョン数をコントロールグループに属するユーザー数で割って算出されます。

なおメッセージのタイプによってボタン押下として計上される端末上の操作が異なります。それぞれのボタン押下数の定義については下記の通りです。

メッセージタイプ ボタン1押下数の定義 ボタン2押下数の定義
ダイアログ ボタン1がタップされた数 ボタン2がタップされた数
ダイアログ(ボタンなし) 画像/テキストがタップされた数 なし
バナー ボタン1がタップされた数 ボタン2がタップされた数
バナー(ボタンなし) 画像/テキストがタップされた数 なし
画像アイコン 画像がタップされた数 なし

A/Bテストの実行中にはA/Bテストの実行結果が表示されます。ここではコントロールグループを含む各パターンを選択した指標 (ボタン1押下率、ボタン2押下率、メインコンバージョン率、サブコンバージョン率) を用いて比較を行えます。

Significant Difference Result

パターン

コントロールグループを含む、A/Bテストで送信を行う各パターンが表示されます。

ベースライン

A/Bテストで各パターンを比較する際に基準となるパターンをベースラインとして選択します。ベースラインを変更することで、様々なパターン間の比較ができます。

対象となる指標

A/Bテストで各パターンをベースラインと比較する際に用いる指標を選択します。指標には割合を表す値 (ボタン1押下率、ボタン2押下率、メインコンバージョン率、サブコンバージョン率) が選択できます。また、一覧に表示する指標については編集画面から変更できます。

90%信頼区間

各パターンをベースラインと比較した場合の 90% 信頼区間が表示されます。90% 信頼区間そのものの意味については FAQ をご参照ください。ここでは代表的なパターンの読み取り方について示します。

パターン1:

Significant Difference Exist Up

このような表示の場合、パターンとベースラインとの差が有意であることを意味します。配信を開始してから十分な期間が経過している場合、勝ちパターンの決定へと進むことを推奨します。

パターン2:

Significant Difference No Result

このような表示の場合、パターンとベースラインとの差が有意ではないことを意味します。結果が出るまでもう少し待つか、配信を開始してから十分な期間が経過している場合、差がないものとして次のキャンペーンの開始を検討することを推奨します。

パターン3:

Significant Difference Exist Down

このような表示の場合、パターンとベースラインとの差が有意であることを意味します。このような表示しかない場合、ベースラインとして設定しているパターンを勝ちパターンして決定することを推奨します。

パターン4:

Significant Difference Not Calculated

このような表示の場合、そのパターンは指標の値が存在しないため、有意差の計算が不可能であることを意味します。

注釈

  • A/Bテスト有意差 測定結果は勝ちパターンを選択すると下記のような表示になり、各パターンの比較結果が表示されないようになります
Significant Difference Winner Selected

結果の推移

グラフにはWebメッセージの配信数、ボタン1押下数、ボタン2押下数、メインコンバージョン率、サブコンバージョン率がパターンごとに表示されています。

AB Testing Result Transition

一覧画面

A/Bテストを実行しているキャンペーンが公開中または非公開の場合に、一覧画面で各キャンペーンのA/Bテストの状態を確認できます。 アイコンの表示条件は次のとおりです。

アイコン 表示条件
trending_up 有意差があり、ベースラインを上回る結果のパターンが1つ以上存在する場合
trending_down 有意差があり、ベースラインを下回る結果のパターンのみが存在する場合
more 有意差がないパターンのみが存在する場合
report_problem 全てのパターンで計算ができない場合
check_circle 勝ちパターンを選択済みの場合
block A/Bテストを実行していて、ベースラインとなるパターンか対象となる指標が設定されていない場合
ー キャンペーンがA/Bテストを実行していない場合

注釈

  • 有意差があり、ベースラインを上回る結果と下回る結果のキャンペーンが両方ともに存在する場合には、ベースラインを上回る結果が1つでも存在する場合として表示がされます
  • ご不明点がある場合 FAQ もあわせてご確認ください

勝ちパターンを選ぶ¶

勝ちパターンを選ぶと、以降はそのパターンのみが配信対象のユーザーに配信されるようになります。

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