変数の挿入¶
概要¶
警告
Reproでの変数挿入は、Liquidというテンプレート言語を利用しています。Liquid記法を利用した条件分岐などの複雑なロジックについては、 Liquidによるパーソナライズ をご参照のうえ、十分にテストを行ってからご利用ください。意図しないメッセージの表示や配信が行われる可能性があります。
具体的なユースケース例¶
- ユーザー名を差し込んだパーソナライズ
- 例: Tanaka様への特別オファー✨
- 年代や性別を元にメッセージをパーソナライズ
- 例:20代以下男性、20代以下女性、30代男性、30代女性、40代以上男性、40代以上女性でメッセージの文言を分けて配信する
このほかの具体的なユースケース例はサポートサイトのLiquidを利用したサンプル集をご覧ください。
チャネルごとの対応状況¶
各チャネルの変数の挿入が可能な項目は以下になります。
プッシュ通知¶
- 挿入できる値
- ユーザープロフィール
- 挿入可能な項目
- タイトル
- 本文
- リッチ通知メディア(URL)
- ディープリンク
- カスタム(JSON)
イベント起点プッシュ通知¶
- 挿入できる値
- ユーザープロフィール
- 配信トリガー実行時のイベントプロパティ
- 挿入可能な項目
- タイトル
- 本文
- リッチ通知メディア(URL)
- ディープリンク
- カスタム(JSON)
アプリ内メッセージ¶
- 挿入できる値
- ユーザープロフィール
- インセンティブコード
- 挿入可能な項目
- 見出し
- 本文
- アクションボタン
- ディープリンクもしくはURL
- カスタム(HTML)
HTMLアプリ内メッセージ¶
- 挿入できる値
- ユーザープロフィール
- インセンティブコード
- 挿入可能な項目
- 見出し
- 本文
- アクションボタン
- ディープリンクもしくはURL
- カスタム(HTML)
Webメッセージ¶
- 挿入できる値
- ユーザープロフィール
- インセンティブコード
- 挿入可能な項目
- 見出し
- 本文
- ボタン
- ディープリンクもしくはURL
- カスタム(HTML)
プッシュ通知でのパーソナライズ施策の作成¶
プッシュ通知での変数の挿入の注意事項¶
警告
- 公開する前に必ずテスター向けにテスト配信をして、意図した配信がされるか確認しましょう
- パーソナライズされたプッシュ通知の配信は既存のキャンペーンとは異なり、複雑なロジックを組むことができます。
- 結果的に通常のキャンペーン以上に意図しない配信やメッセージの表示の事故が発生する可能性があります
- 配信対象を鑑みて、空の状態で配信されるようなユーザーがいないか確認してください。
- プッシュ通知で利用する場合プッシュAPI、バルクプッシュAPIとの併用できません。
プッシュ通知作成¶
パーソナライズ施策の例として、今月末にポイントが失効するユーザーに具体的に失効するポイント数を差し込んでパーソナライズする施策を作成します。
メッセージ内容を入力¶
タイトルにパーソナライズするユーザープロフィールを入力する¶
タイトルを 今月末に800ポイントが失効します👀
というパーソナライズ配信をしたい場合、 今月末に
までを入力し、入力フォーム下部にある 変数の挿入
ボタンをクリックします。

変数差し込みUIを利用して変数を挿入する¶
警告
- 変数差し込みUIを利用して挿入したLiquidを編集しないようにしてください。
- Liquidを編集して誤った構文となった場合、意図しないメッセージの表示や配信が行われる可能性があります

変数を挿入するためのモーダルが表示されるので、変数のタイプで ユーザープロフィール
を選択します。

変数のキーの項目をクリックし、差し込み対象のユーザープロフィール一覧が表示されるので、差し込みたい変数名を検索しクリックします。
今回は 整数型
のユーザープロフィールである 失効ポイント数
を指定します。

変数差し込みUIに条件を設定する¶
デフォルト値の入力について
デフォルト値を設定することで変数のキーに指定したユーザープロフィールがセットされていないユーザーや空文字が登録されているユーザーにはデフォルト値が差し込まれ配信されます。
今回は配信対象設定で、失効ポイント数
が 800以上
という条件を入れるのでデフォルト値は設定しませんが、基本的にはデフォルト値の設定を推奨します。
配信対象設定¶

配信対象設定として、 失効ポイント数
が 800以上
というフィルターをセットします。
警告
- Liquidのタグにデフォルト値を指定しない場合は、必ずユーザープロフィールが登録されている条件を設定する必要があります
- この例では、「
失効ポイント数
が登録されている」と登録する必要があります
- この例では、「
- デフォルト値を設定せず、[登録されている]ことも配信対象と設定しなかった場合は
{{user_profile['失効ポイント数']}}
の箇所が空になった状態で配信されます- 今月末にポイント失効します👀 という内容が配信されます(配信対象に登録有無を含めていないため、失効ポイントが存在しないユーザーにも配信される可能性があります)
下書き保存したメッセージを複製し、テスター向けにテスト配信を行う¶

配信対象設定が完了したらメッセージを下書き保存し、下書きメッセージを複製して配信対象をテスターに変更した上でテスト配信します。この際、テスターに 失効ポイント数
のユーザープロフィールがセットされていない場合、空で配信されてしまうので必ずユーザープロフィールがセットされていることを確認して配信してください。
下書きメッセージを公開¶
テスト配信で変数が問題なく差し込まれることを確認したら、下書きからメッセージを公開してメッセージの作成は完了です。
アプリ内メッセージ、Webメッセージでのパーソナライズ施策の作成¶
アプリ内メッセージ、WebメッセージでのLiquid利用時の注意事項¶
警告
- 公開する前に必ずテスターオーディエンスなどを用いてテストを行い、意図した表示がされるか確認しましょう
- パーソナライズされたメッセージの表示は既存のキャンペーンとは異なり、複雑なロジックを組むことができます。
- 結果的に通常のキャンペーン以上に意図しないメッセージの表示の事故が発生する可能性があります
- 必ずユーザープロフィール、インセンティブコードのいずれかを差し込んだLiquidを記述してください。 ユーザープロフィール、インセンティブコードの差し込みがない場合、Liquid構文がそのまま配信されます。
- ユーザープロフィール設定でユーザープロフィールの型を確認したり、配信対象設定でよく登録されている値や配信対象数を確認して意図したユーザープロフィールがセットされているか確認します
- サポートサイト「FAQ:ユーザープロフィールの実装後、ユーザーに設定できているか確認する方法はありますか?」も参考にしてください。
- 配信対象を鑑みて、空の状態で配信されるようなユーザーがいないか確認してください。
メッセージ作成¶
パーソナライズ施策の例として、今月末にポイントが失効するユーザーに具体的に失効するポイント数を差し込んでパーソナライズする施策を作成します。
メッセージ内容を入力¶
本文にパーソナライズするユーザープロフィールを入力する¶
本文が 今月末に800ポイントが失効します👀
というパーソナライズメッセージを表示したい場合、 今月末に
までを入力し、入力フォーム下部にある 変数の挿入
ボタンをクリックします。

変数差し込みUIを利用して変数を挿入する¶
警告
- 変数差し込みUIを利用して挿入したLiquidを編集しないようにしてください。
- Liquidを編集して誤った構文となった場合、意図しないメッセージの表示や配信が行われる可能性があります

変数を挿入するためのモーダルが表示されるので、変数のタイプで ユーザープロフィール
を選択します。

変数のキーの項目をクリックし、差し込み対象のユーザープロフィール一覧が表示されるので、差し込みたい変数名を検索しクリックします。
今回は 整数型
のユーザープロフィールである 失効ポイント数
を指定します。

変数のキーを指定するとキーの型に対応した設定項目が表示されます。
注釈
- HTMLアプリ内メッセージ、 Webメッセージでは、利用できる変数に制限があります
デフォルト値の入力について¶
デフォルト値を設定することで変数のキーに指定したユーザープロフィールがセットされていないユーザーや空文字が登録されているユーザーにはデフォルト値が差し込まれ配信されます。 基本的にはデフォルト値の設定を推奨します。